朝割ったお皿の事を夕方には忘れられる
それが自分にとっての妥当な値段
転勤で日本に住んでた頃
デパートの食器売り場で迷ってた時に
声を掛けられた
黒塗りの和食器で
サラダを載せても
お鮨 お刺身でもいい感じ
でも普段使いに3千円はちょっと高いな
持っては置いて 角度を変えては見て
いつまでも辺りをウロウロ
明らかに挙動不審者
その時、冒頭の言葉を言われた
その言葉に脳が叩き起こされ
いや忘れられません
きっと悔し涙で最低1週間はウジウジします
と即断で買うのをやめた
それ身の丈にあった買い物しろって言われたんじゃないの?
と友達に笑われたけど
う~ん それとは違うと思う
形あるものいつかは壊れる
それを踏まえて
いつ壊れてもいい覚悟があるなら
手元に置いてもいいのでは
という事を伝えたかったのだと思う
いや そう思いたい
それからその言葉は
物を購入する際の基準になった
食器に限らず、アクセサリーや家具、
携帯やパソコン ありとあらゆる物に対して
購入する前に自問する
もし友人の子供が間違って壊しても大丈夫って言えるか
もし紛失してがっかりしても、次は気をつけようと前向きになれるか
もちろん大事に扱う事が前提だけど
100均だから壊しても平気とか
それは違うと思う
気に入ったから、欲しいから
でも壊れても傷がついてもメソメソしない
そう思える物を買うようにしている
だからネコが家具に傷をつけても NO PROBLEM
仕方ないね~で終わらす
しかし
私の新車購入2か月目に
パートナーさんがバイクを倒し傷つけた時
しょうがないね~と笑ったが
内心イラッ
まだまだ心の修行が足りないな…😅