2007年秋学期にとったESL102は忘れられない
そのクラスは最初からゴタゴタがあって
担任が初日前日、他の大学で働くからと辞めてしまい
手の空いてる先生が授業をすることになり
最終的に4人の先生が受け持ったため
一貫した授業内容ではなかったので
みんなとても困惑した
10月には大規模な山火事があって
学校が1週間臨時休校となり
休校後に学校へ行くと
クラスメートの1/3くらいが火事を理由にクラスに戻って来なかった
そして迎えた学期末試験
いつも最前列に座ってた40代のロシア人(女性)の生徒が
開いたカバンが足元に置き一番後ろの右端に座った
明らかに怪しい
先生が前の席に移動するようにと促すと
拒否
何度言っても
拒否
しまいには教科書やノートなど手当たり次第に
先生に向かって投げ出し
「私はカンニングなんてしない!」と叫びだし椅子まで倒した
その瞬間クラス全員固まってしまった😱
先生が「分かりました」と言ってその場を離れ
30秒くらいで戻ってきて
さあテストだとホッとしたら
始まらない
先生無言で立ってる
クラス中何が何だか分からない状態で
でも誰も聞けなくて
5分くらいしてドアのノック音
先生がドアを開け、ロシア人の生徒を指した途端
ドドドって4人のキャンパスポリスが入ってきた
ええええええええ 警察官?!
連行されていきましたよ 悪態つきながら
ドアを出る時振り向いて
「みなさん良い日を、良いテストを💢」
と叫んで出て行った 怖
先生はクラスに謝罪しテストは始まったけど
2時間のテストが30分以上のロス
そういう事を考慮したのか、
期末試験を受けた全員がそのクラスをパスした
その生徒は厳重注意で帰されたけど
次は退学処分と刑事告訴を視野に入れます
と警告されたらしい
アメリカ社会を目の当たりにした出来事だった
と思う