チキナーごはん

ネコおばさんの田舎暮らし

外ネコ 6号(2)

月子さん 黒猫メス よく食べよく走り自由を謳歌

 

うちにご飯を食べに来るようになって

2か月過ぎた2023年1月

月ちゃんの体形がふっくらしてきた

 

暖かくなり雄ネコの発情期が始まる前に

避妊手術を受けさせよう

とパートナーさんと話をしてた時だったので

これはもしかして すでにご懐妊…?

ああぁ 嫌な予感だわ

 

もし妊娠してたらどうしよう?

放っとく事は出来ないし

堕胎させる事はちょっと…

そもそもネコだし病院がやってくれるのか?

えええぃ 腹をくくってやる

子猫の将来は産まれた後に考えよう

 

とりあえず

「妊娠してるかもしれない野良ネコ」と診察予約をいれ

1.妊娠してたらうちで出産させる

2.してなかったら避妊手術をうけさせる

想定できる二パターンを考え、心の準備オッケー

知り合いから大型犬のケージを借り

古いシーツやタオルを用意し、出産でも手術でもオッケー牧場

(離婚弁護士面白かったなぁ)

 

当日ドキドキしながらこちらの意向を伝え

診察室へと消えた月子さん

でも5分もしないうちに獣医さんが出てきて

「この子は妊娠できません」とにっこり

えっ何言ってるの?

 

推定1歳の月子さんはすでに避妊手術を受けてる

でも野良ネコ避妊の目印、耳がカットされてないので

多分保護施設育ち、そこで手術を終え

里子に出され逃げ出したか捨てられたか

ただ認識チップはインストールされてないので

飼い主はわからない とのこと

 

ええええええ 肩すかしかよ

てことは、つーちゃんただのおデブ?

おデブ認定の為に病院に連れてきた?

 

想定外の結果にどう反応していいのか

動揺してる私に

せっかく連れてきたので

念の為一通りの検査と予防接種をしましょうと

言われるがままにサインをし

後で見返すと、ノミ退治の薬代まで入ってた

ああぁ それ家にあったのに…

さらに、

勢いにのせられて二回目の注射の予約までしてしまった

恐るべき商魂 おぬしなかなかやるな

 

家に帰ってきてキャットケージを開けたら

シャーシャーと怒りながら隣の家に向かって逃げて行き

その夜から シャーシャーと距離を置いてご飯を食べるように

あ~ぁ信用失ってしまったな

これはもう病院に連れていけないかも

注射の予約は一旦キャンセルし、

信用を取り戻したら連れていくことにした

 

妊娠してなかったのは喜ばしいことで

避妊手術が済んでるなら、これから先心配しないでいい

でも心の準備までしたのになぁ

ちょっと残念

 

月子さんに使ったキャットケージ

 

大吉夢子 嗅ぎなれない匂いに興味深々