その存在を知ったは中学生の時
「天国に一番近い島」の原作者、森村桂のエッセー本
お菓子、特にバナナケーキに対する並々ならぬ愛があふれていた
森村桂の本には
ほとんどと言っていいくらい食べ物が出てくる
それが主役でも脇役でも
表現する言葉の選択が上手く
想像しては食べてみたい といつも思ってた
特にバナナケーキは見た事さえなかったので
その描写には心を奪われた
バナナケーキは、地味なケーキなのに作り手によって味が異なり
シフォンケーキのように軽いものから
ブレッドと呼ばれるようなずっしり系まである
今までに色々なバナナケーキを食べてきて
それぞれ美味しかったけど
なにか想像と違う
それでケーキ本のレシピを参考に
試行錯誤で作ってみた
アメリカではベーキングパウダーで膨らますのが一般的だけど
それだと気泡はできても仕上がりがかたい
私はスポンジケーキを作る要領で
全卵を泡立てる「共立て」法で作る
カロリーを考えて(年取るとこればかり😓)
バターの半量をココナッツオイルで代用
粗熱が取れたら、乾燥を防ぐ為にラップに包む
冷めてもフワフワは変わらない
オーブンを開ける時はいつもワクワクする
という森村桂の言葉、よく分かるなぁ🤗