チキナーごはん

ネコおばさんの田舎暮らし

木工 ~アメリカンチェアー~

釘を使わない、はめ込みスタイルの椅子

 

2014年に基礎クラスと並行して受講したクラスで

深く考えずに登録し

これがとても大変で、途中、何度も後悔した🥲

 

機械を使うのは最低限、ほぼ手作業の椅子

大まかに切った木材を(しかも斧をつかって😱)

機械でまっすぐに切り揃え

工具を使って形を整えていく

 

素材は北東部のレッドオーク

まずは後脚と背板を蒸し器にかけ

型にはめてカーブをつける

  

  


後脚にほぞ穴(凹)を作り

  

 

工具で角を落し丸くしていく

  

 

左が加工前、右が加工後

  

1本につき、休み休みにやって5~6時間 

腕と肩にくる😵‍💫

 

背板も角を落し、仮はめ込み

  

 

次に、座枠(座る部分を支える)と貫(4本の脚をつなげる)

これも棒状の木材を削って丸みをつける

座枠 左:加工前(後方) 右:加工後(前方)

  

  


これにはすごい労力が必要で、週末の3日間を費やした

  

 

これを(学校が用意した)特別な乾燥装置に入れて3日間

カラカラに乾燥させる

 

その後、ほぞ(凸)になる部分を削る

  

 

組み立て 木工用ボンドを使用

  

後脚と背板の接続部分に穴を開けて

硬くて黒いローズウッドをアクセントに差し込む

 

最後に、レッドオークの皮を編み込んで座面にする

木の皮は乾燥していて切れやすいので

ひと晩水に漬け水を吸わせ

乾燥しないよう濡れタオルに包みながら作業開始

  

 

これはかなりの力仕事で

2人がかりで引っ張りながらなんとか終了

  

 

仕上げは、オイルを使いながら5種類のサンドペーパーをかける

これだけで1週間かかった

 

16週間のクラスを終えて出来上がったのが

  

  

 

生徒26人中、完成したのは16人

自分で自分を誉めてあげたいクラスだった🤗