チキナーごはん

ネコおばさんの田舎暮らし

ネコと私とブログ

始まりは2匹の子猫だった。

 

引越をして1年後に保護子猫を引き取り、成長記録つけるぞ~とブログのアカウントを作って張り切ったけど1回で挫折。

その1年後、よく来る外ネコの観察日記つけるぞ~とこれまた1回で挫折。

なかなか長続きしないものですなぁ… 

 

それから1年ちょっとで増えに増えてしまった外ネコ達。

今年の2月、外ネコの中で一番若い月子さんが負傷した。

病院での治療後は家で療養をする事になり、その際獣医さんから、写真付きの経過観察日記を付けることを勧められた。

その頃はまだ医療関係施設へのコロナ規制は解除されておらず、簡単に病院に連れていけない状況だったので、記録があると病状の把握がしやすいからと説明された。

 

それならブログにすれば写真を残せるし、大まかな症状を記載できる。

休眠状態だけど、すでにアカウントはある。

これがきっかけでブログを再々開した。

 

1週間も続けているとブログを更新することが楽しみになっていて、でも療養日記だったから症状が落ち着き始めると書く事がなくなった。

ここで終わりか…と思った時、他のネコ達や自分の事、毎日の生活で気づいた事や感じた事、そういうのを書いてもいいかなと。

 

元々書く事は好きだったのに、50代に入ると更年期のせいか長時間考える事に疲れを感じ、だからブログを開設しても挫折したのだと思う。

でも月子さんの療養日記が私を目覚めさせた。

頭の中で書きたい事が次から次へと浮かんできて、過去と現在が入り混じった私のブログが(再)スタート。

 

ブログを始めてから生活に嬉しい変化がふたつ。

 

ひとつ目は、毎日が元気であること。

以前なら見過ごしていた些細な事にも目がいくようになり、精力的に動くようになり、50代前半の疲れやすさが嘘のように活力が出てきた。

 

もうひとつは積極的に日本語を使うようになった事。

普段日本語を話さない国外に住んでいると、日本語を「読む」事はあっても「書く」事は少ない。

特にネット時代の現在、伝達手段はほぼeメールとSNS。

それは簡単で早く、とても便利。

私も日本の家族や友人とはLINEを活用している。

でもそれによって手紙を出す習慣がなくなり、日本語の文章を「書く」事がほとんどなくなった。

ブログを始めた当初、助詞の使い方が変だったり、漢字を同音異語で使用していたり、自分の文章力の低下に驚かされた。

ブログを続ける事で少しずつ学び直しをしている気がする。

 

ネコ2匹から始まって、今では家ネコ外ネコ合わせて10匹。

毎日楽しいことばかりではなく、時には音をあげたくなる時もある。

それでも、ネコ達の屈託のない澄んだ目を見ると嫌な事は飛んでいってしまう。

ネコ達は私の人生の一部で、ブログは私の元気の源

 

自分の為のブログなのでアクセス数は気にせず、たまにチェックするとゼロのオンパレード。

まぁ仕方ない とそれでも書くのは止めずにいたら、ちょこちょこ何人かの人がアクセスしてくれている。

読んでくださっている方、ありがとうございます。