チキナーごはん

ネコおばさんの田舎暮らし

国際結婚 ー夫婦間のルールー

結婚生活を円滑に進めるために必要不可欠

 

私達夫婦には3つの決め事があった

結婚した時に決めたわけではなく

一緒に暮らしていくうちに自然にできたルール

 

ひとつ目は「喧嘩は翌日まで持ち越さない」

 

結婚当初、文化、習慣、常識の違いで言い争いが多かった

言語が違うので、思いを伝えたくても伝えられないその歯がゆさもあり

物を投げる事でイライラを発散

でも私は倹約家なので投げる物はティッシュペーパーの箱とか

壊れないものを選んでいた

が、夫は違った

瞬間湯沸かし器なみの早さで怒って物を壊し

それも、買ったばかりの椅子やガラスドアなど

お金がかかる物ばかり

そうなると私の怒りが収まらず口をきかずに別々に寝る

そして翌日、嫌な思いで仕事に行く夫

 

このパターンが続いたある日、夫が仕事でミスをした

喧嘩の事を考えていて集中力が欠けていたそうだ

幸い大事には至らなかったが、一歩間違えば命を危険にさらすことになる

これがきっかけで、喧嘩をした日は寝る前までに仲直りする事と決めた

喧嘩が原因で事故でも起こしたら、それこそ取返しがつかないし

それに、喧嘩が長引いたら何かと面倒臭いしね😝

 

ふたつ目は「プライバシーの尊重」

 

スマホを勝手に触られると

自分の領域を荒らされているようで気分が良くない

これには夫も同感で

お互いの携帯電話は触らない という約束をした

万が一の為、パスコードは変更する度に教え合っていたので

見ようと思えば見られるけど、それはしません 

という状況になり、却って信頼関係が生まれた

いくら夫婦でもひとつやふたつ隠しておきたい事はあるし

それを暴いても良い事なんてひとつもない🧐

 

みっつ目は「離婚をするなら円満に」

 

醜い離婚を沢山見てきた

無言電話をかけたり、タイヤに穴をあけたり

最初は小さな嫌がらせが徐々に大きくなり

職場に行って上司に怒鳴ったり、車にペンキをぶちまけたり

最終的にはお金の事で揉め、離婚成立まで2~3年かかるのもざら

 

そういうのを見てきて

離婚を切り出す時は

もう気持ちがそこにないという事で

たとえ離婚を回避してもわだかまりが残り

以前と同じような生活には戻らない

だったら、一方が離婚を持ち出したら

もう一方はそれをすんなり受け入れよう

と 夫と話し合った

 

離婚をしたくない と泣きすがるのも惨めだし

冷え切ったまま生活するのも精神的にキツイ

それなら一旦終止符を打ち

前を向いて進む方がお互いの為になる

 

周囲に「ただの理想論」と笑われたが

離婚をプラスにするか、マイナスにするかは自分次第

私は憎しみを抱えて生きていくよりはいいかなと😄

 

この3つはあくまでも私達夫婦の事で

100組の夫婦がいれば

100通りの結婚生活があるし、それ以上のルールがあると思う

 

ひとつ言える事は、夫婦は対等な立場だということ

どちらか一方が有利になるルールではなく

お互いの為になる それが大事だと思う🤗