チキナーごはん

ネコおばさんの田舎暮らし

国際結婚 ー貯金ー

あるのとないのではえらい違い

 

渡米した時に持ってきた私の貯金は

初めて住む異国の地で浮かれ気分

買物、外食、遊行、夫のカードローン(結構あった😱)と

わずか3カ月で使い切った

 

夫は軍人、毎月1日と15日の2回きちんとお給料が振り込まれていて

夫1人のお給料だと収入と支出がトントン

貯金はないけど生活は成り立っているからいいかな と

2人して楽観的に考えていた

 

周囲の人たちも同じ考え方で

Pay day to pay day (貯金がなく給料だけに頼る生活)

そういう生き方をしていた

 

その考え方を変えたのが結婚して10ヵ月目

1995年9月、国家予算を採決しない見通し 

とニュースが流れ

そうなると10月1日のお給料が入ってこない

という事は、家賃が払えない😱

 

口座残高、小銭貯金、財布に残っていたお金

使っていないゲーム機器を質屋に持っていき

2人で焦ってお金をかき集め

なんとか家賃分を確保したが

9月30日ギリギリで予算採決が行われ

遅れもなく無事10月1日にお給料は振り込まれた

 

この出来事に危機感を覚え

同じような事があった時の為に

せめて給料1ヵ月分の貯えがないといけない

と自覚するように

 

固定費を見直して無駄を省くなどの細かい節約で

1年近くかけて1ヵ月分のお給料の同額を口座にキープすることができた

その間昇給、昇進などもあり

毎月、一定額を積立

車のローン$40を追加返済(元本が減る)を確実にした

 

その他に細々と色々した

つもり貯金ー頂き物などがあると払ったつもりで同額を貯金

小銭貯金 ーお釣りの小銭は使わない

買替貯金 -家具や家電などを購入したら、次の買替の為に少しずつ貯金

結婚貯金 ー毎日1ドルずつ貯めること

結婚した年は出来なかったので

2年目に365日X2年X1ドル=760ドル

5年目から1日2ドルにして

10年毎の結婚記念日の旅行費用に

 

そうやってコツコツと貯め

経済的に余裕が出来た10年目に買ったのが

Chef'n(シェフン)のソルト&ペッパーミル:ウサギの耳

  

 

そんなに高い商品ではないけど

私の中では貯金を優先させたかったので

余裕が出来るまで待った

 

これが欲しかった理由は、片手で使える事

多くのミルは両手を使う

でもこれは、片手でとってそのまま挽ける

すごく便利な商品😊

 

その翌年、親ウサギを買い足した

  

20年近くたった今も

現役で働いてもらっている

 

お金が全てではないけど

貯金があると気持ちにゆとりができる

「貯める姿勢」大事だと思う🤗

 

英語のことわざに、こういうのがある

When poverty comes in at the door

Love leaps out at the window

貧乏がドアから入ってくると

愛は窓から逃げ出す

 

的を得ている🤣